森の朝市

山本舞茸栽培センター

山本さんは三方原で無農薬で舞茸を栽培されています。

その舞茸には、3つのこだわりがあります。

●防カビ剤を使用しないこと
市販されているキノコは、菌床にカビが生えてしまうことがあるので、防カビ剤を使用していることが多いのですが、山本さんはそれを使用しておらず、より自然な栽培方法で作られています。

●使用された菌床を堆肥化すること
舞茸の菌床は約35日周期で生産されています。化学的な防カビ剤を使用していない山本さんの菌床は肥料として生まれ変わり、有機農家さんにも使用されています。

●適切な時期に収穫すること
一般的なキノコは、菌を打ってから●日目、と決めたサイクルの中で収穫されています。山本さんは一つ一つ目で確認しながら、ちょうどよく成長した舞茸を収穫しているので、どれも食べごろなのです。

防かび剤を使用しないことで、その菌床を有機堆肥化しているという「循環」が感じられることも、魅力の一つです。

栽培期間で工業的に収穫するのではなく、一つ一つを手に取って、その舞茸の成長具合を見て収穫する山本さん。

その手のかけ方が、味にもよく出ています。
山本さんの舞茸を食べたら、もう市販のものには戻れない!